クルマにダメージを与えるものは、こすったり、ぶつけたりしてできるキズなどだけではありません。クルマは実はいつも過酷な環境にさらされているのです。キズや汚れなど、塗装を傷める原因にはどんなものがあるのでしょうか?
ケースに入れてあるなら別ですが、街中や郊外を走行すると空気中の花粉、砂ぼこりなどが塗装面に付着してしまいます。特に街中ではクルマのブレーキローターや工事現場などから舞い上がった鉄の粉(鉄粉)の影響を避けることはできません。そこを何気なく触ってしまうとキズ。また、走行中に石が飛んできたりしてキズ。爪などによってドアノブ周りにできるスクラッチキズのような接触によるキズも、物理的にはできてしまって仕方がないキズだと思います。また意外にも、洗車やワックスがけでも細かなキズはできやすいそうです。
浅く細かなキズはクスミの原因に、深い傷、大きなキズはサビを発生させるなどボディの劣化の原因になってしまうといわれています。
鳥の糞や虫の死骸は、こびりついて美観を損なうだけでなく、長い間放置してしまうと塗装面に入り込んでしまい、徐々に塗装面の劣化を招いてしまうそうです。
雨や陽射しなどの天候からの影響はどうでしょうか。
降雨後、ボディ上に残った水滴はレンズの役割を果たしてしまい、直射日光の影響を増してしまうそうです。さらに雨水には大気中の酸性物質や有害物質が含まれていることが多いうえ、ホコリや水溶性の汚れを引きつけてしまう作用があり、乾いた後にそれらの残留物による強い影響がシミやウォータースポットなどのダメージを引き起こしてしまうとか。洗車後の水道水による水滴も要注意。拭き取らずに乾かしてしまうとカルキ分などが張り付くイオンデポジットとして塗装面に残ってしまうようです。
キズや汚れは塗装面を傷め、いずれはボディ自身も痛めてしまいます。それを防ぐためにも塗装面の保護膜、ガラスコーティングのようなものを活用したいです。